万世一系を守る会について

皇統をめぐって流布する言説を、法令や公式発表などの一次資料に当てて確かめ、 確認できたことと確認できないことを分けて記録している会です。

この会がすること

皇位継承と皇室制度をめぐっては、事実と異なる説明が繰り返し流布しています。 条文を読めば分かることが、読まれないまま広まっていきます。 当会はそれを一次資料に当て、確かめられることと確かめられないことを分けて記録します。

記録の形は三つです。

  • 検証記事  流布している言説を、主張・事実関係・出典の順に整理し、六区分で判定します
  • 制度解説  検証の前提になる法令と手続を、条文に沿って整理します
  • 調査記録  誤情報がどう作られどう広がっているかを、数を数えて記録します

あわせて、皇統そのものを辿れる形にしています。 語の意味と典拠は万世一系とは何かに、 連なりは皇統系図に、 天皇の地位と祈りのいとなみは皇室と皇統にまとめています。

立場

当会は皇統の継承を重んじる立場から運営しています。その立場を隠しません。 隠して中立を装うより、明らかにしたうえで検証の基準を示すほうが誠実だと考えます。

そのうえで、立場に沿う言説を検証しないという扱いはしません。 自らの立場に都合のよい誤情報も、都合の悪い正確な情報も、同じ基準で扱います。 味方の誤りを見逃せば、こちらの言うことすべてが疑われます。 皇統を守るという目的からしても、そこは譲れません。

制度をどう改めるべきかという主張は、検証という形では扱いません。 それは価値の判断であって、真偽を確かめられるものではないからです。 当会が示すのは、制度が現在どうなっているか、条文が何と書いてあるか、 これまで何が行われてきたかです。

しないこと

誤りを正すという目的であっても、次のことはしません。 これは自らを縛るための取り決めです。

  • 発信者個人を特定すること。氏名、アカウント名、投稿へのリンク、画面の写しは載せません
  • 個人への抗議や連絡を呼びかけること
  • 複数のアカウントを使って同じ内容を大量に投稿すること
  • 資料の裏づけがないまま断定すること
  • 出どころを示さずに引用すること

一般の個人には反論の場がありません。数で押せば、正しいことを言っていても 押しつけたという事実だけが残ります。 くわしい理由は編集方針に記しています。

場の使い分け

当会はこのサイトと交流サービスの両方で発信しています。 扱うものを分けているので、その線を記しておきます。

  • 媒体が公表した記事は、このサイトに検証記事として載せます。 法人が公表した著作物であり、媒体名と記事名を記したうえで検証します
  • 個人の投稿や個別の動画は、このサイトには載せません。 当会が引用することで、その投稿の拡散を広げてしまうためです。 交流サービス上で、その場に応じます
  • まとまった観測ができたものは、調査記録として載せます。 個々の投稿ではなく、広がり方や体裁の共通点を対象とするものです

一件見つけたという話は調査ではありません。 数を数え、方法を書き、この調査から言えないことを併記できるようになってから載せます。

仕組みで守っていること

方針を掲げるだけでは守れません。気をつけて書くという約束は、 忙しいときや急ぎたいときに崩れます。 そこで、守りたいことは書けない形にしてあります。

  • 出典が一件も無い記事は公開できません
  • 「根拠不明」以外の判定を付けるには、 法令・公式発表・議事録・一次史料・統計のいずれかを出典に含める必要があります
  • 三行まとめは、ちょうど三行でなければ公開できません
  • 言説の出どころを「個人の投稿」と選んだ場合、 氏名やアカウント名やリンクを書き込む欄がありません
  • 調査記録には「この調査から言えないこと」の欄があり、 空のままでは公開できません
  • 訂正は記事に残します。記事を消して済ませることはしません

いずれも、条件を満たさないまま公開しようとすると、 その作業の時点で止まります。書ける場所が無ければ書けません。

運営

個人が運営しています。政党、宗教団体、行政機関との関係はありません。 広告は掲載しておらず、寄付や会費も募っていません。

運営者の氏名は公表していません。 皇室に関する話題は、書いた者への攻撃に転じやすく、 個人が特定されれば続けることが難しくなるためです。

その代わりに、判断の過程を追える形にしています。 どの記事にも出典と確認日が付いており、原典に当たれば当会の判断を検算できます。 訂正した場合はその経緯が記事に残ります。 誰が書いたかではなく、何を根拠に書いたかで確かめられるようにしています。

連絡

記事に誤りを見つけた場合は、根拠を添えてお知らせください。 確認のうえ訂正した場合は、訂正した内容を記事に記載します。

個別の返信をお約束するものではありませんが、 訂正した事実は必ず公開の形で残します。